老後の生活不安・人生90時代・貯金なし
上場企業を退職された方、普通の企業を退職された方、零細企業を退職された方、自営業を廃業された方、もともと資産のある方、世の中にはいろんな事情の方々が生活しています。
老後の生活不安
高齢者の方が良く言うことが・・・。
将来の不安はあるけど、そんなに長生きしないから大丈夫!
なんていう言葉をよく聞きます。
上場企業やある程度の大手企業を退職されて退職金と年金で暮らしていけば借金がない限りなんとか暮らしていけると思います。
しかし、退職金もない会社や自営業者で営んできた人たちはどうでしょう?
どちらかが亡くなったら子供たちのところへ行くかも?
でもそんなに長生きしないから・・・。
こんな答えがほとんどです。
生活の不安はあるけど長生きしないから・・・。
なんて、誰が決めるのか? 結局自分たちの都合の良いように発言しています。心の奥底には、「老後の不安」が付きまとっているはずです。
実は、悩みや不安のアンケート調査第一位が「老後の不安、貯金がない」です。
高齢者に限らず、若い方も不安に感じている方も多いと思います。自分は若くても両親が後期高齢者、面倒を見ていかなければ・・・。 特に、遠距離の方は複雑だと思います。
やはり、老後の不安は「死」を含めて大きな不安です。
人生90年時代
人生90年時代といっていますが、どうでしょうか?
勿論、90歳でも元気でいる高齢者もいます。でも、高齢と共に段々と体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。(フレイル)
このような状態「フレイル」といいますが、問題はこの「フレイル」を考えていない高齢者も中にはいます。要するに人生90年時代といいますが「フレイル」がいつ起こるかが重要な課題になります。
人生90年時代で、「そんなに、長生きしないから」という答えが多いようですが、逆に、「もっと長生きしちゃうかも」って考えた方があっているかもしれません。
老後貯金なし
「老後の事は考えていない」「なんとかなる」「その時になったら考える」この言葉に当てはまる人もいるかもしれませんが、ほとんどはずれています。
貯金がないまま老後に突入したらどうなるか?
貯金がないと老後は公的資金で暮らすことになります。
多くの高齢者は年金で暮らしています。病気や事故などアクシデントがあった時は、保険や高額医療も利用できますが、個人負担もあります。
今からでも、シニアが働ける職場を探して老後の不安を解消できるように、自己防衛していきましょう。
終活ってとても大切なんですね。元気な時にやっておけば安心ですね。しかも安全!