デールカーネギー,人を上手に動かす,3つの基本原則, おかじいの「人を動かす」には、まず相手を理解することから・・・。 - 生活ネットでお買い物  「人を動かす」には、まず相手を理解することから・・・。
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おかじいの「人を動かす」には、まず相手を理解することから・・・。

人を動かす
seikatu4976

凶悪犯だって「自分は正しい」と考えている

ほとんどの、凶悪犯、犯罪者は「自分は正しい」と考えています。
自分なりの正当性のある自己意識を持っています。

「あいつは遅刻ばかりだ」「何度注意しても直さない」「なぜ、あんなことをして平気なのか」などと部下や家族の間違った言動に不満を感じている人は多いいですね。

デールカーネギーによれば、こうした不満から相手を注意したり、説教したりしても、何の効果もないと言うことです。

間違った言動

なぜなら、本人はそれを間違った言動だとは思っていないからです。
本人にしてみれば、自分の言動はいつでも正しいし根拠もある。
と思っていると指摘しています。

そもそも人間には、自分の行動を正当化する性質があります。
どんなに客観的に不利な証拠があっても、「自分が悪い」とは思いたがらないものです。

実際、刑務所にいる受刑者さえ、自分悪人だと思っていません。
悪事を働いたのは十分に理由があり、自分は正しいと信じているのだとカーネギーは指摘しています。

誰しも自分は悪くないと思っている


カーネギー流の人を動かす基本原本でまず大切なのは、自分の基準で人を評価したり決めつけて批判、非難をするのはやめること。
その代わりに、相手を理解するように努力する。

なぜ、そんな行動をしたのか?なぜ、そんな言い訳、正当化をするのか?
そこには、その人が大事に思う何かがあるはずです。
相手を責める前に、相手の性格を掴み、言動に至った理由を聞くように努めましょう。

会話
相手の話をよく聴く

「重要な存在でありたい」気持ちを満たす

人を動かす2つ目の原則は、誰もが抱く「重要な存在でありたい」という欲望を満たしてあげること。自己の重要感とも言い「大切にされたい」「他人に認められたい」という気持ちの事を示します。
人が地位や役職を欲しがったり、感謝されたり表彰を受けると嬉しがるのは、この特性の現れです。
自己の重要感を満たす方法は人それぞれ違います。

会話
存在感


その為、3つ目の原則として、相手の価値観に従って「欲しい」という気持ちを起こさせ、それを満たす、という配慮が必要になります。

例えば、子供に煙草を吸わせたくないなら、「タバコなんてやめろ」などと頭ごなしに禁止しても効果はありません。
タバコを吸うことで長生きをすることが難しい事やスポーツで不利になりやすいなど、本人にとって関心の高そうな不利益を説明する必要があります。 

優れている願望


相手の立場を考え、その人の「周囲より優れていたい」という根本的な欲求を刺激してやる工夫がカギになってきます。

人を上手に動かすための3つの基本原則

  • 相手を攻撃して従わせようとしてはならない。
    批判や非難、苦情を言っても望む結果は得られない。
    相手の習性を理解し、その立場や考え方を知ればその分、許せるようにもなる
  • 「重要な存在でいたい」気持ちを満たしてやる。
    人間が抱く最も深い欲望は「重要な存在でありたい」という気持ち。真心から褒める。賞賛することでその気持ちを満たすことができる。
  • 強い欲求を起こさせ、それを満たす方法を教える
    ある行動を引き出せたなら、それによって生じる相手の利益を話題にする。
    そして「欲しい」気持ちを引き出し、それを手に入れる方法を助言する。

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