「生きている実感」・「充実感」フルフィルメント

フルフィルメント

フルフィルメントとは、日本語にすると「生きている実感」「充実感」と表現されます。
私たちは、自分のやりたいことを夢中でやっている時、充実感を味わいます。人はそんな日々を送ることで「充実した人生を送りたい」というシンプルな願いを持っています。

おかじいの兄

なになに、フルフィルメントってなんじゃい！聞いた事も見たこともないわい！

おかじい

フルフィルメントは見るものじゃないよ。「生きている実感」や「充実感」を味わうこと。まず、最後まで見てみよう！

「充実した人生を送りたい」

毎日の暮らしの中で、色んな悩み事があります。その悩みが意外とはっきりと自分ではわかっています。
例えば「転職をしたい」とか「ダイエットを成功させたい」とか「結婚したい」というような具体的なテーマを持っていることが多いのですが、その奥にはそれを達成することで「より充実した人生を送りたい」という願いがあるのです。

「充実した人生を送りたい」と思うことは誰しもあります。
その為には、「何をどうするか」という問題解決だけでなく「何を大事にしているか」「どんな状態を望んでいるのか」ということに意識を向けることが大切です。

フルフィルメント

フルフィルメントは、充実したじょうたいで生きることです。
これは、「思うような転職をする」「体重10キロ減らす」といった目標を達成した時に、初めて手に入るものではありません。

それに向けて努力しようと決め、行動している「今」この瞬間こそフルフィルメントを感じられるのです。

充実感と快感

ここで気をつけてほしいのは、充実感と快感は同じではないと言うことです。
この２つを同時に感じることもありますが充実感は快感を伴わないことも多々あります。

例えば、人生で最も１番貧しく辛かった時代が１番充実していたという人の話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは、その時自分が最も大事なことにすべての情熱とエネルギーを注いでいた実感があったのでしょう。
夢中になれた実感があったのかもしれません。でも彼の充実感は快感だけではなかったのです。

このように追い風に乗って心地良い状態のフルフィルメントだけでなく、向かい風の中、自分の信念を手放さず立ち続けるような経験も、フルフィルメントなのです。
また、フルフィルメントは時には今までの自分の枠を打ち破るような行動を起こさせるものでもあります。

「勇気づけ」と「気づき」

自分の人生の目的や価値観に「気づき」気づいていくと、今までの日常が同じことの繰り返しで、充実感をもたらさないことに「気づき」気づくことがあります。

行動をもたらすときや決断をするときの「勇気づけ」が新たな第一歩として、夢中になれた時の「充実感」や達成した時の「生きている実感」を感じ取るのです。
これを「枠を打ち破る行動」といいます。

コーチングは、他者を入れてコーチングする技法も大切ですが、自分で自分をコーチングが出来ます。
それには、自分自身に「勇気づけ」をすること「気づき」が「充実感」と「充実した人生」をもたらすことが出来ます。

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